2025/12/07 11:52
どうも山本です。
その昔AO社が50-60年代辺りに販売していた通称DUNHILL(ダンヒル)を手作りで再現復刻しています。
今の所4本程度作成しており、仕上がり次第販売開始しようと思っています。
おそらく2月頃の仕上がりを予定しておりますが、他の量産フレームの合間を縫って鯖江で組み立てから仕上げまでを行うので、もしかしたら3月はたまた4月なんてことも有り得るかもしれないかもです。
動画を見て頂けるとお分かり頂けると思いますが、一本一本手作業で作成しているので中々作業が進まずゆっくり作っています。急いでも良いことがないのはわかっていますが、僕自身はやく仕上がりを見てみたくて気が焦ります。
でも僕がかけるものでもないので、掛けてくださる方の喜ばれる顔をなんとなく思い浮かべながら気持ちを込めて作成しています。
手作り復刻シリーズはとてもご好評を頂いていて、前回のビルエバンスのガードマンや、ハマちゃん作のジェームスディーンメガネなどは販売開始後即完売。
もちろん作成数が少なく、ビルエバンスなんかは一本しか作っていないので「そりゃ完売するでしょ」なんてご意見もあるかと思いますが、ハマちゃんの7万円近い価格のメガネフレームが2日以内に15本売り切れるのは地方店にしては上々です。
今回のDUNHILLも復刻と言っても、我々日本人が掛けやすいサイズ感やバランスを考慮しお仕事などで使うには主張が強いスタッズリベットは無しにしてシンプルなカシメピンのみにするなどデザインしなおしています。その上で面の取り方などはUSヴィンテージ特有の雰囲気が出るように美味しいところミックス。
僕を含めファッション畑出身のスタッフのファッション感覚や店頭でのお客様のリアルな声、そういったデザイン面やかけ心地のノウハウと、鯖江の50年以上のキャリアを持つメガネ職人の製造ノウハウ。これらが掛け合わさった奇跡というと大袈裟ですが、そんな感じで思っています。
メガネというのは本当に不思議なポジションで、メガネ業界ではお洒落とされているメガネもメガネ単体で見ると面白くて個性的なのですが、全身のトータルコーディネートとして見た時にファッションとして「?」なものって沢山あるんです。かといってシンプルであれば良いのかというとそういう訳でもない。絶妙な塩梅が求められる訳です。とはいえ沢山あるメガネブランドの中でもそれを体現できているブランドはほんの一握り。
そう言った絶妙な塩梅の我々としての答えを長年模索し、一つの答えのような形態がこの復刻シリーズだと思っています。
そう言った側面でもお楽しみ頂けると幸いです。
完成した際は動画で販売開始のアナウンスをさせて頂きますので、気になる方は事前にチャンネル登録の後通知(下画像 赤丸)をオンにして頂けると見逃しはないと思われます。

是非宜しくお願い致します。
